人生は死に向かって生きること

【人生は死に向かって生きること】

先日、夫のお母さんが亡くなりました。

最後に夫に合わせてあげたかったけれど
島根に向かってもらうため夫を羽田に送る途中で
お義父さんから「逝ってしまった」との電話。

とても悔やまれる。
お義母さんはとても気丈で優しい方。
いつも「子供達のために一番良いようにしてあげましょう」
と気遣い、すい臓がん発症後も
可能な限りお料理や家事を続けられた。

とてもとても美しく気丈で優しい方でした。
お義父さんお義母さんは
遠く離れていても私たち家族の恩人であり
大切な家族です。

「配偶者を亡くすことがこんなにも悲しいとは…」
といつも言葉少なで凛としたお義父さんの
お姿はとても切ない。

3か月前には一緒に温泉旅行で
明るくお元気に回復されていくようだったのに
体調が悪い時ではなく良い時に
一緒に過ごしたい。

そんなお義母さんだから
苦しんでいる姿を遠方からくる夫や兄弟に
見せたくなかったのかもしれません。

更に1日遅れで
娘も一人で飛行機で駆け付け
発熱で寝込んでいた息子は
動画でお別れをし
近くの神社まで行ってお祈りをした。
夫の家族の太陽だったお義母さん。

最後に親戚一同を引き合わせ
家族皆さんに懐かしくも暖かな時を過ごさせてくださいました。

これで終わりではない。
お義母さんが改めて引き合わせてくれた
 親戚とのつながりを大切にしていきたい。
「なんだかんだ世話になったね。
 私は大丈夫ですから。安心してください。」
とお義父さん。

お葬式の喪主のご挨拶ではお義父さんは
気丈に凛としたお姿で素晴らしく通ったお声で
心のこもったお話をしてくださいました。
お義母さんもきっと誇らしく
安心されたのではないかと思います。

お通夜の準備の合間に
以前お伺いした時に立ち寄った
松江城の堀川を歩いて義母を偲んだ。
「人生は死に向かって生きること」
死は終わりではなく、人生の一部。

大切な人と過ごす時間を大切にしつつ
自分の使命を果たすべく
一日一日一瞬一瞬を真剣に大切に生きて行こう。

お義母さん 長い間本当にありがとうございました。
心からお疲れ様でございました。
どうか天国で安らかにお過ごしください。
そしてこれからも、お義父さんをそっと見守っていてください。

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