
【タイ旅行記4 エネルギー全開! 川沿いの煌めき アイコンサイアム】
「まるで遭難した船の船着き場みたい!」
3大寺院から船で到着した桟橋での第一声でした。
人でごった返す光景に、30年前の日本の熱気を思い出しました。
若かりし頃の銀座や新宿、
映画館の通路の階段にまで人があふれていた、
あの頃の日本です。
そして桟橋の先に現れるのは――
巨大で近代的、圧倒的な美しさを誇る
ショッピングモール「アイコンサイアム」。
ブランドエリアは芸術のような
天井デザインにハイセンスなレイアウト。
それ以外のエリアも、
日本のショッピングモールをさらに
華やかにしたような空間。


タイの若者で賑わい、活気に満ち溢れていて、
なんだか羨ましい気持ちになりました。

夕暮れには川を眺めながら
食事ができるレストランで乾杯。

夢を語り合い、行き交う電飾を
まとった舟を眺めながら
「日本も浅草から隅田川でビッグサイトまで、
おしゃれな船上カフェや船上レストランが
都度行きかっていたら素敵だなぁ…
そしてそれを上階から眺められる高層ビルテラスレストラン」
と妄想をふくらませてしまいました。



最後に上の階から華やかな川沿いの景色を眺めていると…
ふと右手には、暗く低い佇まいの建物群が広がっていました。
実際には距離があり、川向こうの住宅地だったのですが、
夕暮れの光のせいか、あたかも華やかなモールの隣に
スラム街のような“影”が寄り添っているような錯覚を覚えました。
同じ空の下に並ぶ「きらめき」と「影」。
そのコントラストが胸に深く刻まれ、
なんとも言えない感情が残りました。
けれども
その強烈な対比こそ、この街が放つ
エネルギーの源なのかもしれません。
夢も矛盾も抱えながら、
力強く前へ進むバンコクの姿に、
私自身も勇気をいただいた気がします。
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